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9.132017
重陽の節句
写真は9月9日の当院の食事です。
今回のタイトルになっている「重陽(ちょうよう)の節句」とは、菊を用いて不老長寿を願う節句です。
こうした節句はその季節の植物の名前を用いて呼ばれる事が多く、別名「菊の節句」と言われており、菊を食べる風習があります。
菊は古くから薬草としても用いられ延寿の力があると言われています。
秋の収穫祭の時期と重なっているため、秋の食材を食べる事も重陽の節句の楽しみ方の一つです。
当院でも、栗ごはん、鰆の幽庵焼き、さといもの味噌かけ、すまし汁が当日の献立になっており、患者様も喜んで頂けたようです(すまし汁の中には菊の花びらも!)。
食事でも四季を感じて頂ければと、当院では行事食としてその時期ならではの食事を提供しております。行事によりお盆に添えるプレート(今回は栗と菊のイラストです)を変えており、それを楽しみにしている患者様もいらっしゃるそうです。