当院では医療事故防止対策として、月に1度部会を開き、インシデントの報告や医療事故発生時の対応、再発防止の対策等を話し合い、情報共有を行っております。

更に年に1度5月に「医療事故安全講習会」を行い、院内で発生したインシデントアクシデントの年間集計を職員全員に報告しています。

インシデントとは医療事故につながる前に発見し防げたもの(例えば患者様がベッドから立ち上がるときにつまずいて転びそうになったが職員が支えて問題なかった、患者様の生年月日を間違えて打ち込んでしまったが保存する前に気が付いた等)、アクシデントは発生したものを指します。

幸いなことに当院では、生命にかかわる重大な医療事故は一年間で発生しておりません。

しかし、今後も事故の軽い重いに関わらず、インシデント０を目指していく必要があると考えます。

何が何件発生したか、防げたか、その後の対応や対策の情報共有を行うことで、医療や介護の質の向上、また重大な医療事故の発生を防ぎ、より安心して患者様に入院生活を送っていただけるよう、今後も取り組んでいきます。